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  • 植村

EM活性液(標準)の仕込みかた

最終更新: 9月14日

EM活性液とは、善玉菌の集まりである「EM」のたね菌を購入し、自分で培養して増やす発酵液のことです。畑の日々の水やりの時に水に薄めて撒いたり、ボカシ肥料作りのたね菌にしたり、土壌の生物多様性を高めるための起爆剤として活用できます。日頃から善玉菌を畑で使うことは、病害菌が繁殖しにくい環境づくりになります。


今回は、農業利用のためのEM活性液(標準タイプ)の仕込みかたをご紹介します。



動画では、250リットルタンクでの仕込みかたをご紹介しています。


<材料>

糖蜜 22kg缶(約16リットル入り) 12.5リットル 

EM1(10リットル入り)      12.5リットル

汲み置きの水           約200リットル

計量器

大きめのバケツ

泡立て器

かき混ぜ棒


※糖蜜とEM1の必要量は、仕込みの全量の5%です。

 250リットル×0.05=12.5リットル


<仕込みかた>

⓪ タンクに200リットル程度、水を汲み置きしておく。(半日程度)

① 計量した糖蜜を大きめのバケツに移し替え、水を入れてサラサラになるまで溶かす。

② 溶かした糖蜜をタンクに入れる。

③ EM1(たね菌)をタンクに直接入れる。

④ 250リットルまで水を足し、最後によくかき混ぜる。

⑤ 蓋を閉めて密封する。(空気を遮断することが重要!)

⑥ 培養温度を38℃に保つ。(一週間は温度をキープ!)



<失敗しないポイント>

・容器は清潔なものを使用する(雑菌の混入を防ぐため)

・糖蜜は粘性が高いので、水でよく溶かしてからタンクに入れる

・培養温度を仕込み時から一週間は、38℃に保つ

(電熱ヒーターで加温したり、断熱材で保温の工夫をする)

・培養中はタンクを密閉する(空気を遮断する)

・発酵過程で炭酸ガスが発生するので、蓋が吹き飛ばない工夫をする


<完成の目安>

・pH試験紙で、培養液のpHを測定する。3.5以下の酸性になっていれば完成。

・乳酸などの有機酸が増えているため、甘酸っぱい香りになります。


※発酵温度が足りず低温発酵になると、EMの構成要員である乳酸菌の活性が上がらず、有機酸の生成が少なくなり、pHが3.5以下に下がらない場合があります。この場合、日持ちがせず、雑菌が混入して腐敗しやすいので、早めに処分して(畑に撒く)、作り直しましょう。また、異臭がする場合は発酵過程で既に雑菌が混入している可能性があります。









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